AKG Magnus Fuzz

サウンドチェック用に入手した逸品でしたが、ブルース・ロックバンド用のペダルボードを組むなら即レギュラー入りの一台です。入手困難な状況のようですので出品致します。

ボリュームに対するレスポンスが良く、ファズ独特のバイアス感を使っても良いのかも知れませんが、個人的にはあまり潰れたプチプチ系の音が好きではないので、オーバードライブの突き抜けた先の位置に美しさと色気を感じさせるファズがあって欲しい、といったイメージで、手前にJan Rayをセットし、ゲイン低め、トレブル高めで本機をセッティングすると素晴らしく美しいオーバードライブからのファズ・サウンドを醸しだしてくれます。まさしくレイ・ヴォーン・サウンド！といった感じです。巻弦に対するピッキング・レスポンスの素晴らしさは癖になる感じです。煌びやかさと太さとヒステリックな暴れ感、だけど破綻しない、言葉にするとこんな感じです。

もちろん単体でも様々試しましたが、２台接続が一番楽しめました。

これは正直買い手がつかなくても全然構いませんw、ってな感じで、ややダークなゴールドの筐体は愛着が沸いてしまい手放したくないと感じるハンドメイドならではの逸品です。

《販売店の商品説明文を引用》

トランスペアレント系ファズエフェクター。
原音に色付けする事なく、クリーンブースターとして使用することも可能。
EQの効きが良く、痒いところに手が届くような印象。
ヘッドルームが広い特性で、電圧を変えると以下のような変化が楽しめます。
・9V（電池使用含む）では、ゲイン9時辺りでクリーンブースター、ゲインをフルアップすると、ファズの様な音色に変化。
・18Vでは、９時辺りでクリーンブースター、ゲインをフルアップでヨーロピアンアンプをフルテンにしたようなサウンドになります。

縦：35mm（ノブなど含まず）50mm（ノブ含む）
高：115mm
奥行き：95mm
重量：350ｇ（電池除く）